子供と海外転勤でも大丈夫!英語習得ストーリー(小5Mikiちゃんのケース)

2022年09月06日

英語圏に家族で海外転勤が決まった際、1番の心配はお子様の英語力、そして現地の学校生活に馴染めるかどうか、ではないでしょうか?

この記事では、小学5年生の時に家族の転勤でアメリカに移ったMikiちゃん親子に、どのように英語を習得していったか、そしてどのように学校生活を楽しめるようになったかインタビューしました。

これから海外駐在を控えているお子様、今まさに現地で英語の壁に当たっているお子様をお持ちの親御様はもちろん、日本でのお子様の英語教育について検討されている親御様にもヒントになる点が散りばめられていると思います。

ぜひご一読ください!


渡米前の英語学習

上村:Mikiちゃんは日本にいるときは何か英語学習をされていたのですか?

お母様:私が出産前、夫の転勤で海外駐在に帯同していた経験があったことから、Mikiにも英語はぜひ学んでもらいたいと考え、1歳半から英語教室に通わせていました。

3歳からは6年間、インターナショナルスクールのアフタースクールに週に1回1時間半通わせ、その間にリスニング と簡単なリーディングができるようになりました。

上村:6年間のアフタースクール、すごく力を入れていらっしゃったのですね。スピーキング力の伸びはどうでしたか?

お母様:リスニング ・リーディングと比べると、スピーキング力はそれほど高くなりませんでした。限られたフレーズを繰り返し使うような会話力で、自由度の高いスピーキングからは程遠いものでした。

上村:アメリカ転勤が決まって、直前期に何かされましたか?

お母様:ちょうど6年間でアフタースクールの全カリキュラムが終わってしまったので、そこからは一般的な駅前の英会話教室に週に2時間通わせました。日本でできる準備って、やはり英会話教室にいくことくらいなので、他は特に何もしていませんでした。

渡米からの数ヶ月

上村:そしてついにアメリカ転勤ですね!

お母様:はい。小学5年生の夏、8月に渡米しました。(渡米直後のもの)

お母様:現地の小学校に入り英語での授業が始まると、最初は英語が難しいと感じていたようです。ただ、現地に飛び込み毎日長時間英語環境で過ごす生活になると、そこから数ヶ月でさらにリスニング力が高まったようです。

Mikiちゃん:最初の頃は先生が言うことがわからないこともたくさんありました。でも3ヶ月してふと、かなり理解できている自分に気がついたんです。

上村:そんな一気に!?すごいですね!その間、どんな風に学校で過ごしていたのですか?

Mikiちゃん:現地の子は日本人に興味がある子が多くて、クロームブック(タブレット)のGoogle翻訳を使いながらコミュニケーションしてくれたんです。授業の時は英語ができる日本人の生徒を近くに座らせてくれて、その子から日本語のサポートを受けながら授業に参加していました。ESL(外国人向けの英語授業)も一応あったんですが、あまり時間が取れなくて1日15分くらい英語を教えてもらっていたという感じです。一番難しいリーディングの授業は日本人の友達のサポートに頼っていましたが、ある時席が離れてしまってからは1人で頑張るようになりました。

上村:学校のお友達や先生の助け、そして何よりMikiちゃんの頑張りで一気に力が付いたのですね!

Brave Kidsの受講

上村:MikiちゃんがBrave Kidsを受講してくれたのはその翌年の2月からでしたね。

お母様:はい。渡米した年の12月に、マインクラフトの作品を紹介する動画制作に取り組んだのですが、英語のナレーション収録時に、発音やイントネーションに苦戦する様子を見ていました。

Mikiちゃん:3分以内に全部紹介しないといけなくて、早口で、でもちゃんと伝わる英語で話さなくてはいけなくて、泣きながら練習したのを覚えています。

上村:渡米してからそんな風に現地で精一杯頑張っていたんですね!Brave Kidsではドラえもんの英語版をたくさん音読する練習がありますが、その練習は発音やイントネーション向上に役立ちましたか?

お母様:すごく役立ったようです。それまではGoogle翻訳の機械音声で発音を調べたりしていたのですが、Brave Kidsの音読練習は、感情たっぷり、抑揚もしっかりついたコーチのお手本音声をシャドーイングするので、楽しみながら発音が上達しました。

Mikiちゃん:学校でよく耳にしていたけど意味がわかっていなかったような単語やフレーズが漫画に出てきて、初めて意味がわかった、ということも結構ありました。それと、それまで細かいニュアンスまでわかっていなかったようなフレーズも、日本人のLisaコーチに聞くと細かなところまでわかりやすく説明してくれて、「そうだったのか!」とスッキリすることもたくさんありました。

お母様:日本人コーチが文法を解説してくれた点もよかったです。まだまだスピーキング時の英語の正確性は発展途上なので、日本語で文法を教えてもらうことで、話すときにも文法に意識が向かうようになっていると感じています。

上村:Mikiちゃんは、他の生徒さん達とオンラインで集まって英語で遊ぶイベントにもたくさん参加してくださりましたね!イベントはいかがでしたか?

Mikiちゃん:普段は会ったこともない日本のみんなと時々オンラインで集まって、ワイワイクイズやゲームをやるのが楽しかったです!イベントで繰り返し顔を合わせるたび顔見知りになって、より楽しめるようになりました。

ミドルスクールへの進学

上村:少しでもお役に立てたようで私も嬉しいです!Mikiちゃん、今年の9月からミドルスクールに進学のタイミングでBrave Kidsも卒業されましたね。寂しいですが、もう英語力としてはバッチリ準備できましたものね!

お母様:おかげさまで渡米1年経ち、ミドルスクールに進んでもやっていけるだけの英語力がついたと思っています。ここからはさらにスピーキングで使える語彙の幅を広げ、アカデミックにも通用する高いライティング力がついていけばと願っています。


上村:Mikiちゃん、お母様、お話を聞かせてくださりありがとうございました!またオンラインイベントでぜひ一緒にいっぱい遊びましょうね!Mikiちゃんの英語力の進歩も楽しみにしています!

ということで、今回はアメリカからご受講いただいたMikiちゃん親子へのインタビューをお届けしました。

最後に、MikiちゃんがLisaコーチに送ったメッセージ動画も掲載させていただきます。

Mikiちゃんが頑張ってきた英語のスピーキング力はもちろん、Mikiちゃんの学びに真っ直ぐな気持ちも感じていただけると思います♪

これからも、海外で頑張るお子様たち、日本で頑張るお子様たち、皆さんに喜んでもらえる英語スクールにしていきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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Brave Kids/代表兼ヘッドコーチ
上村 綾子

ニューヨーク州立大学心理学部卒 / 大人向け英会話講師 / オンライン英語教材開発 / 英会話書籍「Ayaのリアルトークリスニング」小学館より出版/ 英会話ポッドキャスト「English Aya Pod」の制作&出演 / 子ども向け英語教室運営 / バインリンガルナレーター / ビジネスマン向け英語コーチングカリキュラム開発 / TOEIC985点 / TESOL / J-SHINE