子どもの英語・声出しドリルのやり方

Brave Kids のオリジナル動画教材には、英単語やフレーズ、文法やフォニックスを覚える声出しドリルが収録されています。(下の図は動詞を覚える練習より)

声出しドリルは漠然と取り組むのではなく、少しずつタスクの難易度をあげながら取り組むことで飽きずに続き、覚えるスピードも早くなります。

今回は、実際の生徒さんが取り組んでいる姿とともに、3つの練習方法をご紹介します。ステップ1からスタートし、週の中で少しずつステップアップしていけるよう練習していきましょう!お子様と一緒にご覧ください!

ステップ1:お手本の後について言う

お手本の音声を聞いてから真似して言う、一番簡単な練習です。まずはお手本をよく聞いて、同じ発音で言えるよう練習しましょう。

ステップ2:スペルを見ながら先に言う

お手本の音声では日本語訳の後に英語が流れます。日本語訳の直後、英語のお手本が流れる前に先に言えるか挑戦してみましょう。スペルを読むことができれば簡単ですし、まだ読めないレベルでしたら読む練習にもなります。

ステップ3:スペルを見ずに先に言う

スペルを見ながら先に言う練習の次は、スペルを見ないで先に言う挑戦です!目をつぶり、日本語訳が聞こえたらすかさず英語を言います。かなり難しいので半分ゲーム感覚で楽しむ程度が良いかもしれません。

動画の生徒さんは先に言うのに加え、お手本の後にもう一度言うことで、発音を修正しているそうです。素晴らしい工夫ですね!

以上、声出しドリル部分のやり方について、3つのステップをご紹介しました。

英単語を対訳とともに丸暗記するだけでは使える英語力には直結しませんが、声出しドリルで扱っている語彙は全て、多読・多聴していただくストーリーの中に出てくるものです。多読・多聴とセットで語彙を覚え、定期的なスピーキングで使う練習をすることで、本当に使える語彙力へと変化していきます。

動画を提供してくれた生徒さんも、この方法で毎週ほぼ全ての語彙を覚えるようになってから、毎週提出してくれるスピーチ課題で言いたい語句を自力で思いつける頻度が高くなり、より幅広い内容を表現できるようになってきました。

英語の聞く・読む・書く・話す、4技能のどのスキルも、語彙力がなければなかなか伸びてきません。楽しい漫画を多聴・多読しながら声出しドリルで語彙を覚えることで、英語4技能がグッと伸びていきます!

1週間に1本の動画学習をする中で上記のステップが踏んでいけるよう挑戦してみてください。週末に撮影する課題も、できるようになったステップの様子をお送りください。

著者のイメージ画像

Brave Kids/代表兼ヘッドコーチ
上村 綾子

ニューヨーク州立大学心理学部卒 / 大人向け英会話講師 / オンライン英語教材開発 / 英会話書籍「Ayaのリアルトークリスニング」小学館より出版/ 英会話ポッドキャスト「English Aya Pod」の制作&出演 / 子ども向け英語教室運営 / バインリンガルナレーター / ビジネスマン向け英語コーチングカリキュラム開発 / TOEIC985点 / TESOL / J-SHINE