小4でアメリカ転勤に!Yes/Noしか言えない所から半年でスラスラ話せるようになったAくん親子のインタビュー
こんにちは!オンライン英会話スクール Brave Kids 代表の上村綾子です。
今回は、小学4年生から2年間カリフォルニア州で現地校に通い、帰国後も目覚ましい英語力の成長を遂げているAくんと、お母様、そしてインタビュアーである上村の三者対談の様子をお届けします。
2年という比較的短い駐在期間の中で最大限の英語コミュニケーション力を習得するためにどのように学習し、帰国後に日本の中学に通う中学生としてどのように英語力を伸ばし続けているか、リアルな体験談をお伺いしました!
小学4年生でカリフォルニアへ
上村: まず、アメリカに渡られた時のことからお伺いします。Aくんは小学4年生でしたか?
Aくん: はい、4年生でした。日本だと4年生が終わって5年生になる時に行ったんですけど、アメリカでは4年生の終わりから入りました。
上村: カリフォルニア州の現地小学校に入られたのですね。お父様のお仕事での転勤でいらっしゃったのですね。カリフォルニアはいかがでしたか?
Aくん: 最高の場所でした!
上村: 羨ましいです。渡米前、英語学習は何かされていましたか?
お母様: 日本で半年間英会話塾に通ったり、オンライン英会話も時々やっていました。ただ当時は中学受験を考えていたため、本格的な英語学習ではなかったですね。
上村: なるほど、本格的に英語に触れるのはアメリカに行ってからという感じだったのですね。
言葉の壁と初期の学校生活
上村: 現地校での最初の1ヶ月くらいは、学校ではどういう感じでしたか?
Aくん: みんなが話していることが分からなかったです。話しかけてくれても分からない、という感じで。なんとなく雰囲気で意味を感じ取って、YesとかNoとかで返すくらいしかできませんでした。
上村: 授業はもちろん英語だけだったと思いますが、授業内容は理解できましたか?
Aくん: 最初は全然分からなかったです。
上村: そうですよね。小学校だと、いきなり現地のクラスに入る形なんですね。言葉が分からない状況で、学校生活は楽しかったですか?
Aくん: それはすごく楽しかったです。みんながすごくフレンドリーで、声をかけてくれたり遊んでくれたりしたので。
上村: それは恵まれた環境でしたね。他の日本人のお子さんもいらっしゃいましたか?
Aくん: はい、いました。
上村: それは心強いですよね。また、何かを伝える際にはタブレットの翻訳機能使っていたそうですね。当時のスピーキング力はどうでしたか?
Aくん: 全然話せなかったです。
上村: Brave Kidsの体験受講の時の、一番最初のセッション動画を拝見しましたが、かなりゆっくりではありましたが、主語と動詞、目的語を入れた3語くらいの短いセンテンスで話そうと頑張っていましたね。
Aくん: はい。1つのセンテンスを話すのにもかなり悩みながらという感じでした。
スクール入会のきっかけと決め手
上村: Brave Kids ご受講のきっかけについて教えていただけますか?
お母様: アメリカでの滞在期間が2年と決まっていたので、せっかくだから英語を頑張ろうと思っていました。情報を探していた時、「海外赴任帯同の子どもが英語コーチングですごい伸びた」と書いている人のインスタ投稿を見つけたんです。どのスクールかは書いてなかったのですが、検索して一番最初に出てきたのが Brave Kids でした。
上村: そうだったのですね。そこから10日間体験にお申し込みいただき、直後にご入会いただきましたが、ご入会された決め手は何でしたか?
お母様: 一番はやっぱり、英語が嫌いになって欲しくないという思いでした。楽しく英語を学べるけれど、楽しいだけじゃなくてちゃんとレベルアップしていって欲しいと思っていました。それと、ドラえもんが馴染みがあってとっつきやすいかなと思ったのが決め手でした。最初は英語が分からなくても、日本語を読んでいてもいいくらいの気持ちでした。
上村: Aくんは最初の体験の時のことは覚えていますか?
Aくん: 全く覚えてません。
上村: 最初はドラえもん漫画のシャドウイングも大変で、スロー再生にして取り組んでいたんですよ!
学習習慣と驚異的な成長
上村: 動画学習(1日10分)は、毎日続けられましたか?
お母様: できない時もありましたが、比較的やっていました。週に1回提出しないといけない、というのがあって、提出物でよく見せたいという気持ちでやっていたと思います。
上村: 素晴らしいですね。学習は主にどの時間帯にされていましたか?
Aくん: 学校から帰ってきた夕方か、お風呂上がりにやっていました。
上村: 受講開始時は現地校でのリスニングもスピーキングもほとんどできないという状態だったと思いますが、そこからどのくらいのタイミングで「話していることが分かる」「伝えたいことも伝えられる」と感じ始めましたか?
Aくん: 5年生に入ってから、もうほぼほぼ問題なくできるようになりました。難しい単語は分からないけど、かなり喋れるようになっていきました。
上村: 受講から半年も経たずに、リスニングもスピーキングもレベルアップを体験されたのですね。今、シャドウイングのスピードは何倍でされていますか?
Aくん: 1.25倍です。
上村: 1.25倍で遅れずにシャドウイングできているのは本当にすごいです。ノーマルスピードでもみんな早いというのに。しかも最近の毎週のスピーチ課題では、その週のエピソードを自分の言葉で最初から最後まで英語で語るという難しいスピーチ課題に挑戦されていますよね!その場で考えながら同時に英語を発話していく即興スピーキング力が格段に伸びていると感じています!
カリキュラムの中で特に有効だったもの
上村: カリキュラムの中で、英語力が伸びるのに特に役に立った部分はありますか?
Aくん: まずは、学習動画の語彙学習部分です。イラストや日本語訳もあるので意味が分かるし、お手本音声も聞き取りやすく、ちゃんと発音できるようになり、単語が結構覚えられたと思います。
上村:最初はスピーチ課題も、4コマぐらいの短い範囲を説明する練習から始めていましたね。
Aくん: はい、最初はたった4コマ説明するだけでも結構難しかったです。
上村: ドラえもんのワンシーンを説明する練習は、スピーキング力の向上につながりましたか?
Aくん: はい。毎週取り組んでいるうちに言えることが少しずつ増えていきました。
お母様: 最初の頃は思っていることがすぐに英語で言えなかったので、まず英文を書いてからそれを読んで提出していたと思います。
上村: 今はもうその場で考えて即興でスラスラと話せていて、すごい成長ですね!発音が綺麗なのはもちろん、語彙もすぐに出てきますし、文の構造や文法の精度も高く話せていますね!
帰国後の状況と英検への挑戦
上村: 帰国後、公立の中学に進学されたのですよね?
お母様: 帰国枠を使った受験も考えたのですが、2年間の滞在だと他の帰国子女との英語力に差がありすぎると感じました。「英検準1級レベルがないと厳しい」と言われて。そこで、公立でも帰国生を受け入れているところがあると聞いて、都内でそういう中学校を選びました。
上村: そういう公立があるんですね! 英語学習についてはいかがですか?
お母様: 英語に関しては、学校ではレベル分けがされなくて、みんな平等なので、本人は授業が簡単すぎてすごい暇だと言っています。
上村: 中1だと、本当に基礎の基礎からですもんね。
Aくん: テストもほぼほぼ100点です。
上村: 素晴らしいです。現在、英検はどこまで合格して、次は何級を目指されているのですか?
Aくん: 2級受かって、次準1級です。
上村: 2級は難しかったですか?
Aくん: 結構簡単でした。
上村: すごいですね! 準備はされましたか?
Aくん: ネットに乗っている過去問を1個解いたくらいです。
お母様: 2級までは、普段の生活の中で聞いたりしていた単語で、勉強しなくてもできたみたいです。ただ、準1級となると、過去問を解いていてもギリギリかな、という感じがします。
上村: 準1級は語彙が一気に上がりますし、大学生レベルですからね。
お母様: ライティングが2級の合格者の平均点くらいだったので、次の級で足かせにならないよう、今はライティング対策を強化しています。
上村: 準1級はいつ頃受ける予定ですか?
Aくん: 10月にチャレンジします。
将来の展望と夢
上村: 中1で英検準1級を目指すAくんですが、今後の数年先、例えばどういう高校や大学に行きたいとか、将来こんなお仕事をしたい、といった夢はありますか?
Aくん: できればAppleかGoogleに入社したいです!
上村: すごい!そういえば、2年前の体験レッスンではプロのゲーマーやYouTuberを将来の夢として話していましたよね?
Aくん: もう変わりました(笑)
お母様: 住んでいた地域がシリコンバレーの近くだったので、友達のお父さんがAppleやGoogleで働いている、というケースも多くて。会社見学に行った時に「すごい」と感じて、こういうところで働きたいと思ったようです。
上村:ではアメリカ現地のGoogleやAppleで働きたいということですよね?
Aくん: はい。アメリカで働きたいです。
上村: 大学留学の希望はどうですか?
Aくん: できればアメリカに留学したいです。
お母様: 経済的な難しさもありますが、本人は英語圏にどんどん行って欲しいと思っています。高校も色々な選択肢を考えています。
上村: Aくんの可能性は無限大ですね!今後もさらなる成長を楽しみにしております。インタビューにお答えくださりありがとうございました!
▼Aくんも通っている▼

